Last-modified: 2005-01-19 (水) 22:32:40 (7035d)

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考え事のかけら

• もうずいぶん前、５年ぐらいになるか。

  俺んちでdaisukeとsattyuの三人で軽く飲み語りした時だったか。
  daisukeがsattyuに「人生変わったなって思ったことなにかある？」
  と聞いた時にsattyuが答えた言葉
  「kimitaさんと会ってからかな？」

  　

  その時は軽く流したけど。
  いろんな事に思いをはせていると、ふとある部分に思考が触れる時がある。
  そんな時に思い出すあの一言に、いきつく気持ちはというと。
  「俺の恋い焦がれる想いは叶わなかったが、注いだ愛情だけは報われてんだね」
  というもの。

  嬉しいと言うには、やるせなさや悲しさの入り交じる複雑な気持ち。
  あえて例えるなら、好きだったコに「あなたはきっと幸せになれると思う」みたいなこと
  を言われる時の気持ちと少し似てるかな。

  　

  好きなコと「時間を重ねたい」と強く望むほどに、重ねられない時間はやるせなさに変わったりなんかして。
  重ねられず、持っていかれる時間のやるせなさにようやく気持ちが慣れてきたら、
  今度は行き場を失った「話したかった事達」をもてあましたりなんかして。
  それでも気持ちがあって欲しいと願うがゆえに浮かんでしまう都合のいい想像達に、
  とっととケリをつけたくてあえて言葉を交わしてみたり。

  こんな間の抜けたことを、懲りずに続けていくんだろうね。