その日暮らしと日進月歩/2010-08-17

Last-modified: 2010-08-17 (火) 21:43:04 (4994d)
※※このサイトは2012年頃より更新を停止しています。※※
  • 歳を重ねる度に恒例の振り返り

    耳を澄ませて
    自分の体と会話してみるものの
    やることなすことで
    思ったような効果があがらない。

    自分の体の送るシグナルに応えたつもりが
    一挙一動は痛みとなって返ってくる。
    そうして苦い思いばかりを繰り返すうち
    「とりあえずこれやっとくか」って気軽さが失われて
    思いつき一つを始めるのにも腰が重たくなっていく。

    この4年ぐらいそんなんが続いてるからか。
    「自分が助かりたい」という気持ちに心が支配されてる。

    そんなんだからか
    人と交わす会話も
    肝心なところで「自分が助かりたい」って気持ちに引きずられて
    人を思いやるための気の配りどころを見失ってしまうのだろう。

    自分が助かりたいためにとってしまった優しいしぐさは
    ことごとくが余計な駆け引きにしか繋がらなかった。
    自分が助かりたいばかりでなにも愛せていないんだから当然だ。

    なにも愛せてない
    誰も愛せてない
    そう自覚してずいぶん経つ気がする。
    そんな中でもかまってくれる人々があったから
    どうにかこうにか生きた心地を得られていたのだと
    改めて確かめる今。

    「どうやってこの状態を打破する?」
    そう問うてみたときに沸いてくる答えはいろいろあるだろうけど。
    どれをとるにしても気の重さを振り払うのにかかる時間は
    ひと呼吸か
    ひと眠りか
    ひと月か
    もはやどれほどかなんてわかったもんじゃない。

    そうして過ごす惨めでどうしようもないひとりの毎日は
    気が重かろうとなんだろうとひたすら凌ぐぞ。

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