PC/NETのetcetra/2005-12-25
Windows XP home †
- 以前使っていたディスク内のデータ参照
沖縄に住んでるうちの兄がPCを新しくしたそうなんだが、その際に旧PCで使っていたディスクはそのままセカンダリとして新PCにつなげているそうな。
新しいPC環境でも同じデータを見れるようにという目的のようだ。
しかし、ディスクの認識はできていてドライブ内のフォルダも参照できているのに、いくら自分のデータを検索しても引っかかってくれないという。ちょっと調べてみると、ようは別環境でNTFSフォーマットして作成されたユーザのフォルダ内は、セキュリティ設定がそのまま残っているので、新環境のユーザでは参照権限がないためであるようだ。
参考：http://homepage2.nifty.com/winfaq/wxp/trouble.html#1256
対処としてはadministratorユーザで参照権限を変更すればいいわけだけど、どうやらXP Home Editionではセーフモードじゃないとadministratorでのログオンができないらしい。
参考：http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NT/NEWS/20011119/3/
で、起動時にF8キーしてセーフモード起動を兄に案内してみた。
そしたら。
セーフモードの選択肢は出てくるが、選んでEnterしても通常モードで起動してしまうもよう。
なんでや。そんなこともあるのか。そこで「Win XPのセーフモード起動のときって、どんな仕組みで起動するのかね？」と思ってちょっと調べたらこんな情報に。
googleキャッシュへー、ほー、ふーん。
以前にLinuxとのデュアルブートとか調べたことがあったためか、boot.iniはメモ帳で書き換えるしかないもんだとばっか思ってた。
そんなことはないようで、さっすがGUIで一日の長のあるMicrosoft。
Windowsに収まる範囲での扱いはものすごく簡単にできるように設計されてるもんだね。
知りたい情報ではなかったけど、対処の一つの方法として、勉強になった。
で、上記を参考にmsconfigを使ってsafemode起動にしたら、兄の環境でうまくできた。
OSが起動してるって事は、boot.iniでオプションを直接kernelに渡すのが一番だってことだね。さっそくadministratorでログオンして、旧ディスク内のDocuments and Settings配下のユーザフォルダのアクセス権限にadministratorsを付加。
忘れちゃいけないのは配下のサブディレクトリの所有権にも全部再帰的に適用すること。
プロパティのセキュリティタブの下部に「詳細設定」みたいのが確かあるけど、それ開いて所有者タブにある「サブディレクトリ〜〜〜云々」っていうチェックを入れて適用を選ぶと再帰適用してくれる。兄は旧ディスクに入っているデジカメや住所録のデータが見れるようになって喜んでいた。
問題が解決してよかった。俺エライ。
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