PC/NETのetcetra/2004-07-30 のバックアップ差分(No.1)
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- 1 (2005-01-16 (日) 08:18:12)
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** 牛丼パソコンにてデュアルブート (Windows and Linux) -turbolinux10 Desktop 個人用設定各種 Windowsのインストールが無事済んで、パーティション分けも計画通りにばっちりできて、ネットゲーム端末としてのWindowsの自分用設定もあらかた片づいたので、今度はプログラミングだったりなんだったりの作業用環境としてturbolinuxをセットアップすることに。 --インストール パーティション分けさえ計画通りにできていれば、turbolinuxでWindowsとのデュアルブート形式のインストールはなにも難しくない。turboのインストーラは気配りもそつなくてなかなか美麗だし、俺的にはいいモノだと思う。 ~&color(#990000){1.インストール}; &color(#990000){するパーティションの選択は、redhatの9までにあった Disk Druidの操作感とほぼ一緒のツールを使って指定パーティションへのインストールができる。}; &color(#990000){2.基本のブートローダはGrubで、先頭にWindowsが入っていれば、自分でWindowsのローダーをブートのリストに載せてくれる。}; ~2.に関しては 他のディストリのGrubの挙動を覚えてない。というか以下のようにした方が通常は安全だと思う(ずーっと前にPlamo Linux3.2をデュアルでインストールした時の話) まずブートローダの書き込みをせずにブートフロッピーを作って、起動後にgrubをインストールする。 その時に、grub.confに直接、WindowsとLinuxをブートのリストに手書きで加えておく。 // うちのデュアルブート環境のgrub.confの最低限記述を載せときます。 timeout 15 password --md5 hogehoge default 0 fallback 1 splashimage (hd0,1)/boot/grub/splash.xpm.gz title Turbolinux kernel (hd0,1)/boot/vmlinuz root=0302 initrd (hd0,1)/boot/initrd title Windows_OS chainloader (hd0,0)0+1 --各種個人用デスクトップ設定 理想の状態として ~&color(#990000){1.ゲーム端末の}; &color(#990000){Windowsで使ってるMSNメッセンジャーが使える}; &color(#990000){2.BookmarkはできるならWindows上のmozilla系ブラウザと共有する}; &color(#990000){3.メール/FTP/プログラミングツールはうちのEndeavor(redhat9で自宅サーバー)上のアプリケーションをWindows/turboの両方から操作することができる}; といったところを考えて設定していく。 ~1.に関しては、 turboはKDEをデフォルトのデスクトップ環境として採用しており、KDE付属のkopeteというアプリケーションがけっこう優秀で、コミュニケーションツールとしてはこれで十分代用できる。ファイル転送はできなかった気がするが、サーバーのFTP使えばどうにかなるので不要。 ~2.は、 可能は可能なんだけど、注意が必要。 turbolinux10はディスク上のパーティションにNTFSやFAT系のファイルシステムを見つけると、起動時に自動でマウントするようだ。 NTFSやFATは、マウント時にユーザーグループを指定することで様々な編集許可の与え方ができる(( NTFS・FATのマウントはこちらを参照->http://park15.wakwak.com/~unixlife/linux/win-fstab.html ))けど、ディストリが自動で動かしてるものを編集するのってちょっと後々面倒なことになりそうなのであまりしたくない。 ということで、Windows上ではごく少数の「遊びに必要なbookmark」だけ残して、IE用bookmarkとして扱うことにしよう。基本はturbo上のmozillaのbookmarkにまめにインポートして集積で。 ~3.は ちょいとやっかい。 以前turbolinux10でredhat9のX出力を受け取って表示するために、redhat9・turbo10両方にvnc(( vncについてはこちらを参照->http://www.sra.co.jp/people/akira/vnc/ ))を導入したことがある。 その時は、turboの画面をredhat9でみることはできたけどredhat9の画面をturbo上に表示することはできなかった。vineの時にsshでログインしてるリモート端末上のアプリケーションを手元のマシンで起動・表示することができたけど、それもturboではできなかった。なにやらコネクションが確立できずにいるようだった。 そこでちょいgoogleで「turbolinux xhost」と調べてみると、turbolinuxの公式サイトのフォーラムでこの件に関するやりとりがあった(( turbolinuxフォーラムの記事「TL10Dで xhost が反映されない」はこちらを参照=>http://www.turbolinux.co.jp/dcforum/DCForumID11/6159.html ))。 ここら辺の情報から下記の操作をして、サーバーマシン上のアプリケーション(sylpheedやgftp、emacs)が起動できるようになった。 // turboのGUIログイン画面の設定変更のためrootで下記コマンド実行 // 「セキュリティ」タブ中のTCP接続の禁止のチェックをはずす # gdmsetup // コマンド終了したらローカルのユーザーをログインし直す。 // 次に使いたいアプリケーションのあるリモートホストのユーザーの // 環境変数に以下を追加(コマンドでも.bash_profileに書いてもいい) $ DISPLAY=[手元のマシンのIPアドレス]:0.0 $ export DISPLAY これで、リモート端末へtelnet,sshなどでログインして任意のGUIアプリを起動すれば、turbo上でアプリケーションを操作できる。ログインしている端末上で例えばsylpheedを起動してメールを受信すれば、リモートマシンにデータが保存される。 こうして便利に使える環境が整ったわけだが、困ったことにturboのKDEのキーボードショートカットの設定変更画面にたどり着けない。redhat9でやったことあるからたどり付き方は知ってるつもりだけど、なにやらturbo側で設定画面を隠蔽してるんじゃないか?って感じ。 まーここまでできてしまえば、俺の望む環境は別にKDEである必要がないので、今度試しにXfceを使ってみようと思う