その日暮らしと日進月歩/2005-08-21

Last-modified: 2005-08-21 (日) 21:55:54 (6823d)
※※このサイトは2012年頃より更新を停止しています。※※

考え事のかけら

  • また歳を重ねてみて
    嬉しいこと
    楽しいこと
    悲しいこと
    辛いこと
    
    年を重ねたぶんだけ
    感性は様々な感情に触れる
    それらに慣れていくにつれ
     場所を変え
     ものを変え
     ひとを変え
    新しいんだか同じなんだかわからないけど
    心を揺さぶる「次なるもの」に出会っていく
    
    忘れたくないもの
    忘れようのないもの
    忘れていってしまうもの
    
    積み重なっていく歴史はいつも
    なんだかんだで精一杯
    まだまだ彷徨うようにさすらうのであろう
    次は何を見ることになるだろうか
    数日前の話だけど、28になった。
    自分の胸の内としては、毎年が激動なわけだが。

    27の一年は、なんだか惨めさの際立った一年だったな。
    のっけからえげつない役回りは始まってて、輪をかけて別の方向から白羽の矢が立ち。
    余計な絡み合いの中にあって年末のあたりまで、俺はおそらく求められた役をすべて演じきった。
    それから惨めさを噛み殺すような数ヶ月を経て、また今度は古い思い出を掘り返すように遠い過去からの白羽の矢。
    求められれば喜んでしまう俺がいるから、ここでも応えて演じ切ってしまうわけだが。
    どの幕にしろ、俺の当てがわれた役は、最後には惨め極まりないものであった。

    俺の大切にしたいことがあって。
    それを大切にするがゆえに、あえて明らかにせねばならぬものがあり。
    そうして明らかにすることによって、俺は俺の欲しがったことを遠ざける。

    「俺の大切にしたいこと」ってやつが、俺の独りよがりだからであろうか。
    とりあえず、みんな幸せになってくれ。
    俺の方はというと、まずは這いつくばってでもスタートラインに立たねばならん。
    こんな俺じゃ、なにも始められやしない。

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